2013.11.23
「もぐら叩きのもぐらはさ、どうして叩かれるんだろう」
「頭出すからだろ」
「なんで頭出すと叩かれるんだよ」
「出る杭は打たれる」
「もぐらは杭じゃないよ、もぐらだよ」
「何が言いたい」
「あ、勘違いすんなよ?」
「すまん、何をどう勘違いすればいいのか分からなかった」
「俺は別にもぐらが可哀相とか言いたい訳じゃないんだ」
「そうか、そういう風に解釈すれば良かったのか」
「もぐら叩きは、もぐらを叩くゲームだ」
「そうだな」
「なんでもぐらを叩くんだろう」

もぐら叩きのもぐらは、どうして叩かれるんだろう。
と、いつだったか呟いたんです。
もうだいぶ前の事です。雑記をさかのぼればどこかにあるはず。
さかのぼるのが面倒だったので、葉佩と皆守にこの問いを託してみました。

うん、期待なんかしてなかったよ。

たぶん、あれだね。
まず、ゲームのコンセプトとして、叩くという行為があった。
そういう単純な動作の繰り返しに、意外と人は集中するからね。
太鼓○達人とかも同じコンセプトのゲームだと思う。

でも、単純なのはいいけど、単調だと人は飽きる。
不規則に叩くという設定が必要だった。

条件その1、不規則に出てくる物。

そして、今ほど画像技術の発達した時代ではありません。
出てくる物は、物理的に叩かれます。
ちょっとやそっとでは壊れない=突出した部位がない。
脚や腕などの本体から突出した部位は、損傷しやすいんですよ。

理想的なのは球体です。あの形はそうそう壊れない。
子供の頃にビー玉を破壊しようとして挫折した人は結構いるはず。

条件その2、球体もしくはそれに近い形状。

めんどくさくなってきた。
もういいや、寝ます。
拍手ありがとうございます!





2013.11.21

 マミーズには寄らなかった。間食もしていない。今日はそんな気分だった。どんな気分かというと、誰にも邪魔されずに一人でカレーを味わいたい気分だ。
 そんな訳で皆守は、蝶を追って帰路から逸脱してどこへともなく走り去った葉佩の行方を気にかける事もなく、自室に戻るや否や米を炊いた。
 可能ならスパイスの調合から手がけたかったのだが、学生向けの売店で入手できる材料には制限があったし、時間をかけてじっくりカレーを煮込むには、放課後はあまりに短かった。学生の中でもちょっと特殊な状況に身をおいている皆守は、レトルトカレーで我慢するしかないのだ。今はまだ。

 意に沿わぬ境遇と、それを打破する術のない自身の非力を他人事のように嘲りながら、皆守はレトルトカレーを取り出そうと戸棚を開けた。しかし目に入ったのは、ただただ空虚なだけの戸棚の内側。つまり、たしかに戸棚に保存しておいたレトルトカレーが見当たらない。
 愚かしくも呆然と立ちすくむ皆守の背後で、米が炊けた。炊けてしまった。




この後、皆守はどうすると思いますか?
1、諦めてベッドに入って寝る。
2、カレーを盗んだ犯人を殴りにいく。
3、米だけ食べる。
4、ええと、もういいや思いつかない。

皆守っぽいのは、1ですね。
話を続けるのに適しているのは2。
3は、皆守にそんな機転なさそう。
あ、でも福神漬けとかあったら…いや、そんな柔軟な対応できる奴じゃない。

とか、考えるのも楽しいですよね。
留守中に拍手ありがとうございました!





2013.11.12

 新米の頃、刺青を入れておけとベテランのハンターに助言を受けた。身ぐるみはがされて死体になっても、刺青があればどこの誰だか分かってもらえるから。そう言った彼の腕には、頭蓋骨の絵と嫁の名前が彫られていた。彼はアンデスの山奥で発見されたらしい。後日、故郷で埋葬されたのだと、人づてに聞いた。

 《宝探し屋》と呼ばれて数年が経った頃、左手の中指が途中までしかない女と知り合った。彼女は複数の名前を持っていて、所持している身分証明書になりそうな物にはすべて違う名前が記されていた。写真ごとに化粧が違うので、顔も別人のようだった。でもこの指を見れば、わたしが誰だか思い出すでしょう、とその女は笑って言った。彼女の行方は知らない。

 葉佩には故郷というものがない。産まれたのだから、どこかに産まれた場所があるのだろうが、記憶にない。移動しながら育ったので、思い入れのある場所は多く存在するが、唯一の特別な場所というものは存在しない。地球上のすべてが彼にとっての故郷であり、また地球上のすべてが彼にとっての異国だった。

 時々、葉佩は夢を見るように考える。
 電車に揺られて駅に着き、見憶えのある道を辿り、懐かしいドアを開ける、そんな自分を夢想する。しかし、ドアを開けて、そのあとがどうしても想像できないのだ。きっと「おかえり」と誰かが言ってくれて、食事か風呂か、それともわたし、とかの選択肢を提示されて、いや、たぶんこれは違う。

 H.A.N.Tから顔を上げて、星空を見上げる。目を閉じて、10秒数えて、また目を開ける。ゆっくりと瞳孔が開くのを実感して、この体はまだ夜に適応しているのだと安堵する。
 味気ない食事も、硬い寝床も、重たい荷物も、突然の雨も、じっとうずくまって嵐が去るのを待つのも、攻撃されるのも、人に拒絶されるのも、好きではないが耐えられないほどの苦痛でもない。




いつだったか呟いてた入れ墨してる葉佩の話。
に、なったらいいなぁと思ってたもの。
でもこの葉佩たぶん入れ墨してない。
あ、そうか、これから入れる話にすればいいのか。

どうでもいいけど入れ墨にするか刺青にするか迷っている。
もっと根本的な事で迷うべきだとは思ってない。

拍手ありがとうございます!
更新してないのに拍手はまめにチェックしてる人間でごめんなさい!





2013.11.05
なんか間違えて作曲なんか始めちゃいました。
もともと自作自演が趣味だったんですが。
まあ、なんか、ちょっと間違えちゃったみたいです。
そしてUTAわせるソフトとか入手しちゃいました。

趣味が増えて人生が楽しくなったので、わたしは満足です。
あれもしたいこれもしたいって思えるのは幸せだなぁと思うんですよ。
やらなくてもいいけど、やりたい事。
やりたくないけど、やらなきゃいけない事。
うまくバランスとれたらいいなぁ、と。

拍手ありがとうございます。





2013.11.02
前から思ってたんですが、皆守ってだいぶ最後の方ですよね。
睡院さんのメモからしても、道順は決まっている。
皆守の所まで辿り着いた人って、どのくらいいるのかな。
そんなに多くないんじゃないかな。
とすると、皆守ってどのくらいの頻度で仕事してたのかな。
と、疑問に思う訳ですよ。

皆守の所まで来たって、相当な猛者ですよね。
レリックドーンは侵入してたような気がするけど。
でもたぶん、喪部くんたちがあそこにいたのは、葉佩がもう開けてたから。
ですよね?

つまり、皆守ってほとんど仕事してないんじゃね?
と思ったんですが、どうでしょう。
なのに最強っぽい感じで右腕ってゆーか懐刀なのが、もう、あの、ね。
ちくしょう萌えるぜ。
鋭すぎて使いどころが難しい懐刀とかね、もうなんなの。

拍手ありがとうございます。
ほんとなんなのあいつ。





2013.11.01

 知識はそれだけでは意味を成さない。文字も絵も写真も映像も、それだけではただ連続する記号の集合体だ。それらが美しく、かつ誇り高く感じられるのは、それを拾い上げて組み立てて、新たなる情報を構築する者がいるからだ。

 本は好きです。控えめに微笑み、七瀬が言う。まるで恋する少女が意中の相手を語るように。
 誰かが生涯をかけて集めた言葉たちを、ページをめくるだけで得られる。でも、それがずるい事だとは思わない。何故なら、その言葉たちは伝えられる為に語られたのだから。顔も知らない誰かが、顔も知らない誰かに伝えたいと願って、この本は書かれたのだ。そう言って、七瀬は硬い表紙を優しく撫でた。

 知識とは、何かを発見する為に、あるいは作り上げる為に存在している。貴方が道具を使うように、わたしは知識を使う。貴方が銃を頼りにしても、銃になりたいとは思わないのと同じです。
 七瀬は顔を上げて、葉佩を見た。




何かを書きたかったのは分かる。
けど、何を書きたかったのかが分からない。
なんだろうね。まあいいや。
最近、雑記のネタがないので古いメモを引っ張り出してます。
いつか何かになったらいいなぁ。

拍手と投票ありがとうございます。