2013.07.31

 彼が熟睡しているところを、見た事がない。どういう話の流れかは忘れたが、そんな事を言ったら、驚かれた。彼はどこでも眠れる人間だと思っていた、と。
 クエストに誘われて同行したら、ちょっと休憩と言って階段に座り込んで仮眠をとり始めたのでびっくりした。そう言って、取手はその時を思い出して少しだけ笑った。さすがにその時は熟睡しないで、小さな物音にも反応したけどね、と付け加えて、でも、と続ける。部屋に遊びに来た時は、踏んでも起きないほど熟睡していた。なんだか誇らしげに、そんな事を言う。

「安心して眠れる場所だって思ってくれてるなら、嬉しいよ」

 そう言って、言葉どおり嬉しそうに微笑んだ。皆守はパイプに歯を立てる。

「じゃあ、俺の部屋は危険地帯だと思われてんのか?」
「うーん、そうかもね」
「あいつの部屋の方がよっぽど危険だろ」
「それは、まあ、そうだけど」
「俺がちょっと動いただけで跳ね起きたぞ?」
「そんなの、僕に言われても困るよ」




という話を書こうと思ってたんだ。かつてわたしは。
オチも漠然と見えてるような気がするんですが。
…さて、どうなる事やら。
どうにもならなそうだったら諦めます。

拍手ありがとうございました!





2013.07.29

 少しだけ目を見開いて、そうしてから、ふいと顔をそむけた。彼は何も言わなかったが、葉佩には分かった。
 彼はこの傷に驚いて、目を逸らしたのだ。まるで禁忌のように、それを遠ざけたのだ。湯船に浸かってからも、口調と表情はいつもどおりだったが、視線はたよりなげに虚空をさまよっている。
 存外に正直な人だと、葉佩はこっそり溜息をついた。そして、自分がこの場所では異質なのだと知っていたつもりだったが、ようやく実感した。
 彼らと、本当には友人になどなれないのだと。

 そうして葉佩は気付く。親しい人が欲しかったのだ。家族や友人という存在が、無意識のうちにこんなにも。
 たとえばそれは、指がかじかむほど寒い日のチョコレートのような、ささやかな幸福。

 自分でも知らぬ間にそんな夢を見ていたのかと、葉佩は憐れな自分を嘲った。




という話を書こうと思ったら、もう終わってました。
うん、これはもう付け加える事ないね。
という話に無理矢理いろいろくっつけて長くすると、終わらなくなります。
途中からどこへともなく会話が流れていって、想定してた終点に落ちてこない。
それが楽しくもあるんですけどね。
しかし季節外れなたとえだなぁ。

拍手ありがとうございます。





2013.07.22
ふと思ったんだけど、過冷却ってかっこいいよね。
なんか音が、こう、なんてゆーか、必殺技みたいで。
「かれいきゃく!」
って、ちょっと声に出してみてください。
ね、なんか軽やかな美女が繰り出す蹴りみたいじゃない?

そして「カレー脚!」って変換したら皆守っぽい!
という大発見を誰かに伝えたかったんだ。

拍手ありがとうございます。





2013.07.17
やっぱり旅に雷は憑き物じゃない付き物なのか。
海鳴りとカエルの声でまったりしてたら深夜に轟音で目が覚めたよ。

そして「何かいる!」って言って騒いでた人は何を見たんだ。
何もなかったように見えたんだが、「何かいた!」って言い張るんだ。
たぶん虫かなんかだと思うよ。そうだよね。誰かそうだと言ってくれ。

と、まあいろいろありましたが楽しい旅でした。
留守中に拍手ありがとうございました!





2013.07.11
いろいろ重なったのもあるんだけど、久し振りに本気で切れました。
しかもずっと後引いて、人がいない隙を見てダンボールに蹴り入れたりしてました。

帰る時も、まだもやもやしてたんです。
これはどうにかスイッチ入れ替えないとだめだーって思いながら歩いてたら

ショウリョウバッタが道にいたんです。

プラスチックのおもちゃみたいな緑色で、すげぇ小さくてぴって跳ねるの。
で、ふと見上げたら綺麗な夕焼けで、やっと明日も頑張ろうって思えました。

というような(どうでも)いい話を、たまにはしてもいいよね。
だいたいいつもどうでもいいとか言うな。
拍手と投票ありがとうございました!

明日からしばらく留守にします。





2013.07.05

 眠っていると思ったら、起きていた事が何度かあった。不用意に近付くと思わぬ反撃を食らう事も。彼は本当に眠る事があるのかと、不安にすらなった。
 気付けば眠っていたような気もする。でもそれは、疲れた肉体と脳をわずかな間隙で休ませるという、技術のようなものだったのかも知れない。本当に安らいでいたのでは、なかったのかも知れない。

 ドアを開けたら、彼の寝顔が見えた。もっと静かに、音を立てずにドアを開ければよかったと、後悔をそれと認識する間もなく、彼が目を開けてこちらを見る。お前か、と呟いて、身を起こす。それが悲しいのだと、どうすれば伝わるのだろうか。
 眠ればいいと、声に出したところで彼にとっては意味のない言葉だろうから、声には出さない。ただ、声には出さず願う。

 疲れ果てて、憂いも悲しみも忘れて眠ってしまえばいいのに。明日の事など考えず、疑うべくもなく明日は来るのだと無邪気に信じて、すべてを眠りに放り投げてしまえばいいのに。
 そんな思いが交錯して、思わず「俺がいるだろう」と口にしたが、彼はまだ少しだけ眠たそうな目でぼんやりとこちらを見ただけだった。

 ああ、やはり伝わらなかったと、伝わらないと分かっていたのに悲しくなって、しかしそんな心境を表現する言葉もうまく思い浮かばなくて、結局は何も言えずに口を閉じる。彼も、何も言わない。
 眠ってもいいのだと、お前が眠る時は俺が目を開けているからと、言ったところで彼にとっては意味のない言葉なのだろう。彼は自分以外の何物も、信じてはいないのだろうから。
 それが悲しいなどと、どうして伝えられよう。信じてくれ、などと、どうしてこの口が。




皆守―守ってやる→葉佩
の、第…何弾だっけ?
葉佩→皆守のような気もする。
京一→緋勇でもいいような気もする。
むしろ緋勇→京一でもいいような気もする。

まあ、なんでもいいよ。
みんなが安心して眠れれば。
睡眠って大事ですよね。

拍手ありがとうございます!





2013.07.04
皆守がさんざんだった日の話を、いつだったか書きました。
という訳で、葉佩がさんざんだった日の話も書こうと思いました。
オチがどっかで見たような感じになりました。
しかも無理矢理に皆守を出したらやっぱ無理でした。

うーん、よし、七夕のネタにしよう。
と書き終わってから思ったけど、やっぱ無理だな。

ゆっくりのんびり頑張らずにやってます。

拍手と投票ありがとうございました!
カレーがついに100票行ったね!
こっちもありがとうございます!
みんなカレーライス好きなんだなぁ。
でもわたしは今年もカレーそうめん推すよ。
あれマジうまいよ。





2013.07.01
だいぶ遅ればせながら、これね。 いや、以前にも一回ちらっと出したんですが。
なんてゆーか、滾るね。
一人じゃないんだなぁって気分になりますね。

もうかなり前のゲームですよね。
思春期(?)真っ盛りだった登場人物たちが結構いい年になってるぐらいには昔ですよね。
そして、誰しもが知ってる有名タイトルでもない。特にロングヒットもしてない。
正直、わたしも書きながら需要なんてあんのかな…って気分に時々なります。
まあ、需要なくても書くけどね。
でも、こんだけの人が集まって一冊の本を作って、売ろうとしている。
それが嬉しくて、滾ります。
好きな人が好かれてるって幸せですね。

拍手と投票と、いろいろありがとうございました!
ええと、いろんな気持ちになったよっていうメッセージ、かな?
最後が【友】だったので、友好的なメッセージと受け取りました。