2013.03.31
季節限定の話ってあるじゃないですか。
あれってその季節が過ぎたら来年まで持ち越しじゃないですか。
桜が散った頃になってから思い出してももう遅いじゃないですか。
ああ、そういやこんなの書いてたなー。
と、思い出したんです。今日。
まだ間に合うか…?
やる気があれば間に合うよ!

うん、なるようになるさ。
拍手ありがとうございます。





2013.03.29
 それは夜明けの空気の色だったり、よく晴れた日のふとした静寂だったり、雨が降る直前の風の匂いだったり、少し雲のある夕焼けだったり、眠る前に読んだ昔の小説だったりする。
 日常的にあるものが、なんだか無性に懐かしく感じられるのが不思議だった。

 その時は、振り向いた友人の横顔だった。声をかけるには、まだわずかに遠い。そんな事を思っていたら、振り向いたのだ。こちらに気付き、彼が口の端を上げる。もう見慣れたはずの仕草が、訳も分からず懐かしい。きのうも会ったのに。
 追いついて隣に並ぶのを待ってから、彼が歩き出す。風が通り抜ける。白い花弁がするりと虚空をすべる。

 春の彼を見るのが一年ぶりなのだと、やっと気付いた。



今年は桜が早かったので、咲いた記念する隙が見当たりませんでした。
という訳で、こっそり咲いたね記念のつもりで一筆。
筆は使ってないけど一筆でいいのかな。

拍手ありがとうございます。





2013.03.27
 目を開けたら、天井が見えた。眼球を動かすと、壁が見えた。毛布の柔らかさ、シーツの温かい所と冷たい所、露出している顔が冷たくなっているから、室温は低いのだろう。そんなものが意識に入ってくる。
 上体を起こし、毛布から脱出して、床に下りた。窓の外は、まだ暗い。月も星も見えない。脱ぎ捨てたままの服を拾い上げて、葉佩はやっと思い出した。彼がいないのだという事を。



春っぽい話を書こうとした。
諦めた。
いや、この続きは考えてないんですけどね。
「彼」はどっか出かけてるだけだと思うんですけどね。

感情について、最近よく考えます。
それは表現力と言い換えてもいい。
つまりは、どう表すか。という問題。
ニヤっとしたら唇が割れたとか、そんな事です。

拍手ありがとうございます。





2013.03.26
うら若いお嬢さんと話してて、ふと思った。
おもて若いお嬢さんも、いるんじゃないかと。
結論から言うと、いませんでした。
そんな言葉はない。
うん、分かってたけどね!

だいぶ年下の友人がいるんです。
価値観も好みも興味の対象もまったく違うんですが。
互いに影響を与えあってるとわたしは信じてます。
その人は、これからいろんな物を見て、いろんな事を感じて、考える。
それでもわたしを友人だと思ってくれたらいいなぁ。

とか思いながら、子供葉佩のネタにならないかって考えてるわたしでごめんよ。
隠れオタクはうしろめたいね。

拍手ありがとうございます。





2013.03.23
「あれ?」
「んん、誰だ?」
「むしろお前が誰だよ」
「ははーん、さては貴様だな?」
「あ、うん、オレオレ、オレだけどさー」
「我が《秘宝の夜明け》の精鋭たちを」
「あ、ごめんちょっと待って」

葉佩とマッケンゼンを絡ませようとして失敗した。
でもあの辺は、やりたいよね。
あの面白すぎる裏切りは、ネタにせざるを得ないよね。
レリックドーンとか、もう音だけで笑えるよね。
どーんて。レリック、どーん!

ええと、ごめんなさい。
とりあえず色あせた写真は喪部のだって思ったよね。
拍手ありがとうございます。





2013.03.21
そういえば、ふと思い出しました。
色即是空は魔人ぽいけど空即是色は九龍ぽいよね。
って思って、魔人で色即是空なタイトルの話を書いたんですよ。
で、それと対になる葉佩のアホっぽい話を書こうと…
思ったんだ、かつてわたしは。

雑記の小話をまとめようかと思ったんです。
でも雑記のファイル数を見て諦めました。

何かを諦めるたびに、ひとつ年をとってゆくそうです。
だとしたら、わたしはそろそろ寿命で死ぬんじゃなかろうか。

拍手と投票ありがとうございます。





2013.03.20 春分
 うすく靄がかかったような空を見て、葉佩はようやく春の到来を知った。やわらかい風が駆け抜けて、雨が降りそうだという事にも気付いた。
 折れた左手の中指が、きしりと少しだけ疼く。雨が降る前に、せめて屋根のある場所に行きたい。春だとはいえ、濡れればまだ凍える季節だ。歩いていて分かったのだが、どうやら右足首も捻挫しているらしい。不便な体だと、無為に舌を打つ。
 やっと停めてあった愛車に辿り着き。キィを入れてふと思う。この足で、どうやってエンジンをかけようか、と。

 慣れない左足でスターターを踏み抜いて、折れた中指を曲げないようにクラッチを握る。まさにその瞬間、狙いすましたかのようにタンクに水滴が落ちた。顔を上げると、春の雨の匂いが鼻を突いた。土と水が交じり合ったような、くすんだ匂い。ヘルメットにも雨が落ちてきた。慌ててバイザーを下ろす。

 ざらざらと、やけに陽気な音を立てて雨が落ちてくる。浮かれて踊るかのように、土や葉や花や石を繰り返し叩く。
 世は春だ。葉佩は感謝した。負傷して、しばらくは仕事ができない体に。雨がやんだら走り出そう。傷が癒えるまではゆっくりしよう。久し振りにカレーを食べたい。フルーツが入った甘口のカレーを作ってもらおう。きっとあの人は思いきり顔をしかめて、そのままの表情でキッチンに向かうに違いない。そして、やはり眉間にしわを寄せたまま、素晴らしくおいしいカレーを出してくれるのだろう。

 傷は痛むし、体は冷えるし、腹は減るし、雨はいよいよ土砂降りだ。
 でも、葉佩には待っている人がいる。いや、もしかしたら待ってはいないかも知れないが、それでもドアを開けたら「おかえり」くらいは言ってくれるだろう。そんな未来を想像するだけで、痛いのも寒いのも空腹なのも雨に打たれるのも、つらくない。
 不思議だ。つらくない。



取り返しのつかない重傷を負って、意識も感覚も失いつつある。
そんな瞬間に垣間見た夢。
にしか見えないのは何故なんだ。
違うんだよ、ちゃんとこのあと家に帰ってカレー食べるんだよ。

葉佩が幸せだと死亡フラグに見えるのは何故なんだ。
拍手ありがとうございます。何故なんだ。





2013.03.18
毎年真っ先に咲く桜が、ほぼ満開になってました。
ソメイヨシノより白いこの桜の品種名を、調べるのは無粋だろうか。
毎年この季節になると、ざわざわするんです。
落ち着かないような、仕事ほっぽってどこかに行きたいような。
それでいて閉じこもりたいような、誰とも会いたくないような。

…冬が終わっちゃいましたね。
拍手ありがとうございます。





2013.03.17
 ポケットに手を入れると、古びた紙が指先に触れる。その古びた紙は、写真だ。葉佩には、それだけでよかった。
 あの夜を思い出す。微笑んで手を振ってくれた人がいた。隣には、同じ思いで泣いている人がいた。何者でもない自分に、呼び名と惜しむ心をくれた。
 ポケットから手を出して、古びた写真ではなく銃を取り出して、立ち止まって振り向いて、歩いてきた道を眺める。暗い隧道が、まるで永遠のように続いていた。でも葉佩は、この道が永遠ではない事を知っている。この先が、どうなっているのかは分からない。分からないから進むのだと、葉佩はもう知っている。

 誰にも会わずに旅立ったのは、もう充分だと思ったからだ。微笑んで別れを告げた人も、隣で泣いていた人も、葉佩は決して忘れないだろう。もう二度と会えないのだと分かっていたが、葉佩にはそれだけででよかった。本当は、古びた写真も必要ない。この心をあたためるのは、そんな物ではない。

 声には出さず、心でその名を呼ぶ。
 葉佩には、それだけでよかった。



葉佩は幸せにならない方がいいんじゃないかと、書きながら思った。
でもそんな結論はいやなので、違う方法で葉佩を幸せにしたい。
どうしたら幸せになれるのかな、葉佩は。

拍手ありがとうございます!





2013.03.15
 彼が薄く笑って手を振った夜の事を、葉佩は繰り返し口にした。何度も何度も、思い出しては口にした。ふと眠る前に、二日酔いの朝に、新しい遺跡に向かう日に、交差点で立ち止まった時に、休日の昼下がりに、疲れ果てた夕暮れに、同じ話を何度でも繰り返した。
 そのたびに、皆守は黙って葉佩の声に耳を傾ける。同じ話を何度もするな、とは言わずに、過去の話を持ち出すな、とも言わずに、黙って耳を傾ける。グラスの氷が溶けても、目的地に着いても、信号が青になっても、葉佩の話を遮らなかった。

 それは葉佩にとって、後悔と絶望の記憶だった。たったひとりで取り残された朝に、途方に暮れて膝を付いた屈辱の記憶だった。数年は思い出すそぶりすら見せなかったのに、いつからだろう、しつこいほどに繰り返しその話をするようになったのは。
 初めは、恨み言のようだった。呪詛のように忌まわしい記憶を吐き出していた。いつからだろう、優しい黄昏を見るように、その話をするようになったのは。



という話を書こうと思った。
もう消したけど、だいぶ前に書いた話の続きっぽいような、そうでもないような。
あの話も書きなおしたいなーと思いつつ。

俺、この仕事が終わったら甘く切ない恋の話を書くんだ…
嘘だけど。

拍手ありがとうございます。





2013.03.10
突然ですが、未だにかしこまった席が苦手です。
会席とか式典とか、始まる前に逃げ出します。

卒業式の日に校舎裏で空を見上げてる中学二年生か。
って思ってたら、仲間がいた。
式典から逃げてきたら、灰皿の所に先客が。
おたがい無言のまま奇妙な友情が生まれたよ。

煙草仲間の連帯感って、浅くて細いけど、なんか不思議。
スモーカーだらけの職場では存在しなかった友情がある。
そんな気がした一日でした。たぶん気のせい。

拍手と投票ありがとうございます。





2013.03.08
すぐ消すつもりなのでトップで更新報告はしてなかったんですが。
なんか、あまりにサイトが動かなすぎて耐えられなくなってきました。

愛人でこっそり増殖してるものがあります。
いつまでどこまで増えるかわたしにも予測不能なんですが。
でも、わたしの好きなものが誰かの好きなものだったら嬉しい。
それを共感できたら、もっと嬉しい。
そんな気持ちでいつも発信してます。

書くのも描くのも好きなんです。
うまいかどうかなんて関係ない。好きなんです。
拍手ありがとうございます。





2013.03.04
なんかいまいち書けない。ので、描いてます。
とりあえず、友人の影響で最近よく聴いてるボカロとか。
しかし、わたしにとってPCで描く作業というのは、ひたすらにマウスを連打する作業なんだ。
つまり右手が死んだ。

そういえば昔は作詞作曲も好きだったなー。
運転中に自作の歌うたうのが日課だったよ。
何はともあれ、ゆっくりのんびりいきたいと思います。
せっかくの春だしね。

拍手と投票ありがとうございます。
ビール買ったらカレールゥとシチューが付いてきた。
ので、夕飯はシチューにしてみた。
カレールゥっていうけど、シチュールゥってあんまり聞かないね。





2013.03.02
なんで京一を蓬莱寺って表記したんだっけ。
と考えてみたんですが、なんでか思い出せなかった。
醍醐が醍醐だったから、苗字でそろえようとか思ったのかな。

なんで緋勇って呼んでるのかなーというと。
初回プレイがほとんどみんな苗字呼びだったからかな。

好感度を上げるという行為をほぼ放棄してたからなー。
初めて「ひーちゃん」て呼んでくれたのはアランだったよ。
我ながらどんなプレイしてたのか謎だ。
だいたい【同】と【冷】だけしか入力してなかった気がする。
【愛】とか一回も使わなかったような…

うちの緋勇はそんな緋勇です。
拍手ありがとうございます。